京都の日本庭園に
魅せられて、
造園の世界へ。
伊藤 知則
- 職種
- 職人
- 技能
- 1級造園技能士
2級造園施工管理技士
この仕事をはじめたキッカケは?
もともとは印刷会社で働いていましたが、旅行で訪れた京都の寺院で日本庭園を見て、その美しさに感動して庭師に憧れを抱いたのがキッカケです。その後、どんどん庭への興味が膨らみ、印刷会社を退職して大幸造園土木へ入社することに。ただ、経験も知識もありませんでしたから、初めは土を運ぶなど先輩の仕事を手伝いながら、少しずつ植木の名前や剪定、庭づくりなどを覚えていきました。造園だけでなく外構工事も手掛けるため、一通りのことができるまで3年、そして5年、10年かけてようやく独り立ちできたかなと思っています。
仕事のやりがい・面白味は?
正直なところ、京都の寺院のように本格的な日本庭園をつくる仕事は今の時代ほとんどありません。日本庭園に憧れてこの業界に入った私としては寂しい限りですが、その一方で新しいモノを取り入れていく現代の庭づくりにも面白味を感じています。また、ごく稀にお屋敷の日本庭園を改修するような仕事もあり、過去には実際に枯山水をイメージした庭を手掛けたこともあります。現代的なエクステリアも伝統的な日本庭園も、手掛けたものがカタチになった瞬間はいつも嬉しい気持ちでいっぱいになりますよ。
大幸造園土木の魅力は?
堅苦しさがなく、いい意味でラフなところですね。入社するまでは「下積み時代を何年も経て、ようやく道具が触れるようになるーー」など、厳しい職人の世界を想像していましたが、大幸造園土木にはそんな雰囲気は一切ありませんし、職人もいわゆる職人気質なタイプではありません。実際に私自身、入社して間もない頃からどんどん色々なことに挑戦させてもらいましたし、「失敗しても責任は取ってやる」「まずは行ってこい」と、背中を押してくれる会社ですから、とっても心強いですよ。